Q&A









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  1.においが無く中性なので食品材料の味をこわしません。

スーパーなどで普通に売られているこんにゃくは、高アルカリの石灰水(水酸化カルシウム溶液)と一緒に袋に詰めて作られています。
こんにゃくは本来とても腐敗しやすく、保存性を高めるためにこんにゃくの凝個材である石灰でpH( ペーハー=酸性、アルカリ性の度合い)を上げています。(pHが11以上かなりアルカリ性)
このため、こんにゃく特有のにおいがしたり、調理の時に他の食材(特に調味料)の味をこわしてしまいます。また蛋白質がアルカリと作用すると発ガン物質ができるとの報告もあり、調理の前には煮込ぼすことが必要です。
乾燥こんにゃくは乾燥の状態で流通させるため、アルカリにする必要が無く、原料ににおいの少ないムカゴこんにゃく芋(農薬は使用していません)を使用しているため、こんにゃく特有のいやなにおいがありません。(ムカゴこんにゃく芋は日本では『幻のこんにゃく』といわれています。)





こんにゃくを乾燥する時にこんにゃくの中から水分が蒸発し、こんにゃくの構造が微細な多孔質になっています。
このため食品の「味」の成分がこんにゃくの中に浸透しやすくなっています。
また、復元性を保つためにでんぷん(タピオカ)を使用しており、普通のこんにゃくのように調理のあと離水することも無く、調理あとにしばらく放置しても「味」の変化がありません。


 Question?

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乾燥こんにゃくは、乾燥によるこんにゃくの変性防止のため、こんにゃくを造ったあとタピオカでんぷんを酵素(アミラーゼ)で分解した酵素糖化水あめに浸して、そのあとに熱風で乾燥しています。
従って、乾燥の状態では水あめを含んでいてそのままでは100g中、約320Kcalのカロリー(熱量)があります。
お湯もどしをするとお湯で水あめが溶けだし、代わりに水がこんにゃくの中へ入ってこんにゃくに戻りますので、最終的なこんにゃくのカロリーは100g中、約30~50kcalとなります。充分お湯もどしをしていろいろな料理に使えば、低カロリー食品としてダイエットに効果が期待できます。



 Question?
 Answer!

こんにゃくは昔から「腸の砂おろし」などといわれ、体内の毒さらいに食べるという習慣がありました。現在ではこんにゃくが便秘予防、コレステロールの制御、ガン防止の働き、糖尿病の予防などに効果があることが分かっています。ですから、こんにゃくはできるだけ食べるようにしたいものです、従来のこんにゃくでは料理法も限られていて毎日食べるというわけにもいきません。


乾燥こんにゃくなら料理の東西に関係なくおいしく調理ができるので、工夫次第で毎日の食卓に並べることができ、おやつとしても食べることができます。乾燥こんにゃくを上手に使って健康な食生活に生かしてください。