乾燥こんにゃく料理のコツ

 

コツその①
たっぷりの熱湯で時間をかけて戻すとカロリーが低くなります。
      

 

そのまま水あめを含んだ乾燥状態で使用すると低カロリー食品でないため、お湯(水)戻しで水あめ成分を流出させて使用する必要があります。
よく戻すためには、たっぷり(10倍量)のお湯(水)で30分以上かけて戻してから水洗するか、数回の水交換洗い流し作業が必要です。
なお、乾燥こんにゃくは春雨など他のデンプン主体の食品と違い、戻し過ぎによってのびるということはありません。
約2.5倍量に膨潤し乾燥こんにゃく内の水あめと溶媒である水の置換えが終わると、こんにゃく食感となりそれ以上に膨潤しません。
最終的には、理論上約30kcal/100gとなりますが、条件によっては約50kcal/100g程度になります

 

  

コツその②
アク抜きの必要はありません。

従来のこんにゃくは、強いアルカリ性で保存性を高めて流通するため、十分アク抜きをしてから料理に使用する必要があります。乾燥こんにゃくは乾燥状態で流通するため、アルカリを中和してから乾燥していますのでご使用前にアク抜きをする必要はありません。



コツその③
臭いがなく味しみ抜群でどんな料理にもよくなじみます。



従来のこんにゃくは、こんにゃく芋(Amorphophallus konjac)に含まれるトリメチルアミン由来の特有な臭がありますが、乾燥こんにゃくで使用しているムカゴこんにゃく芋(Amorphophallus Oncophyllus)にはトリメチルアミンが含まれていないので、臭いがありません。また、乾燥行程により表面が多孔質となっているので、従来のこんにゃくにくらべ味しみが早く、どんな料理にもよくなじみます。アイデア次第で鍋料理からサラダやデザートにも、いろいろなお料理にご使用下さい。